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防災訓練
令和3年度 中核充填所実働訓練
日  時:令和3年10月27日(水)
場  所:南紀プロパンガス(株)(新宮市清水元1丁目1−9)
訓練想定:(1) 令和3年10月27日(水)午前9時00分頃、和歌山県で非常に強い揺れを感じる地震が発生し、和歌山県内では震度5強〜震度7の揺れを観測した。
(2) 震源地は和歌山県南方沖で、地震の規模はマグニチュード8.4と推定される。
(3) この地震により、和歌山県の串本町を中心とする紀南地方で、震度7の非常に強い揺れが観測され、太平洋沿岸の広い地域に津波警報が発令された。
(4) 和歌山県では、沿岸部は強い地震の揺れや津波により家屋の倒壊・流出が数万戸発生。LPガス充填所にも被害が及んでおり、稼働不能な充填所もある。
(5) また、近畿地方の南部を中心に大規模な停電が発生しており、新宮市においても電源復旧ができていない状態で、被災していない充填所においても緊急に必要なLPガス容器への充填ができない状態となっている。
訓練の実施
(1) 炊き出し訓練
事業所に備蓄している非常食の炊き出しを行う。
(2) 水害対策訓練
事業所構内への浸水防止のため、正門及び第2倉庫前に防水板を設置する。また、事業所内に貯まった水を排水ポンプにより事業所外へ排水する。
(3) 非常用発電機稼働訓練
非常用LPG発電機を起動させ、商用電源から切り替える。
(4) LPガス受入訓練
国家備蓄LPガスが中核充填所に放出されたものを受け入れる。
(5) 緊急充填訓練
停電で充填できない近隣事業所から持ち込んだ容器及び自社車両にLPガスを充填する。
(6) 避難訓練
津波の来襲に備え、ライフジャケットを着用して避難する。
(7) 通報訓練
衛星携帯電話を用いて、被災状況等の通信訓練を行う。
(8) ドローン活用訓練
自社所有のドローンを運用し、被災状況を収集する。
(9) 散水・放水訓練
地震により破損した建物から火災が発生したため、延焼防止のためのタンク散水を実施するとともに、自衛消防による放水並びに公設消防による放水を実施する。
訓練参加者
(1) 中核充填所
エコガス(株)
大丸エナウィン(株)和歌山支店
(株)エネアーク関西和歌山南支社田辺支店
南紀プロパンガス(株)
(2) 近隣充填所・元卸事業所
(株)紀南酸素熔材店、新宮ガス(株)、鈴木石油(株)、大陽日酸エネルギー(株)新宮営業所、ダイワエネルギー(株)勝浦営業所、(株)モリカワ
来賓
和歌山県危機管理局危機管理・消防課消防保安班長  岡本 泰幸 様
         〃            主事 中山 敬三 様
挨拶等
挨  拶   (一社)和歌山県LPガス協会会長  佐伯 浩三 様
訓練講評   新宮市消防本部新宮消防署長     垣内 一男 様
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「なお、今年度も新型コロナウイルス感染症への感染防止の観点から密を避けるため、見学者は入れず参加者のみとしました。」